トリムモーター

シモタカハラです。

みなさんご存知だと思いますが、船外機を上げ下げしているこのユニット。

最近では4ストロークが主流になり、ほとんどの船外機にも標準装備となっている

トリムモーター。

 

普通に使っているときは、素直に動いてくれていますが、

「トリムあげて、シャローで釣りしていると、ゆっくりと落ちてきちゃいます・・・」

最近、このような症状が、多く修理に持ち込まれています。

 

 

 

 

これがトリムモーターのユニット。

この中にモーター・シリンダーそしてオイルが入っているわけで

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写真の金色の部品「メインバルブ」

 

 

分解すると、このような3つの部品で構成されています。

UP側とDOWN側、そして真ん中がシャトルという部品で

これが左右に動きます。

        UP ← 〇 → DOWN こんな感じです。

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今回は、片方のバルブが内部で分解しちゃっていましたね。

これでUP時の油圧を保持できずに、エンジンがゆっくり下がってきてしまったようです。

 

 

 

 

 

 

部品を組みなおして、数時間のテストの結果、1mmも落ちていないので

無事、作業完了!

原因を見つけるまでは3日かかりましたけど・・。

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油圧が保持できない原因は、これが多いのですが

古いエンジンになると、他にも全体的な劣化が原因となることがありますね。

 

プロペラをヒットさせた時や、シャローでロアケースをHITさせたときなどに

よく壊れることがあります。

 

あと年に1回はトリムのオイルレベルのチェックを忘れずに!

 

 

(大きなエンジンだと、部品代もいっちゃいますので気をつけましょ!)